経営が変わる5つの視点:占有率・商品・顧客・在庫・そして“決断”

目次
はじめに
「うちは頑張っているのに、なぜ利益が出ないのか?」
多くの中小企業経営者が口を揃えてこう言います。
売上はある。社員も真面目に働いている。商品の質も悪くない。
それなのに、手元に残るお金がほとんどない──
この悩み、実は「努力の方向」がズレていることが原因かもしれません。
本当の課題は、「やること」ではなく「やめること」
本記事でお伝えするのは、今すぐに利益構造を変えたいと願うすべての経営者にとって、
最も根本的で、最も効果があるアクションです。
それは、商品・顧客・事業の「見直しと整理」。
つまり、「何をやるか」ではなく「何をやめるか」を決めることです。
「捨てる」ことが、未来への第一歩になる
- 売れていないのに抱え続ける商品
- 赤字なのに断れない得意先
- 忙しいのに利益が出ない現場の仕組み
これらを放置したままでは、いくら頑張っても報われません。
本記事では、占有率・年計グラフ・商品6分類・顧客ABC分析・在庫最適化──
あらゆる角度から、「利益を生む経営」に向けた実践戦略をわかりやすく紹介しています。
「売上を追いかけるな。利益を守れ。」
もしあなたが、会社の未来に不安を抱えているのなら。
もしあなたが、数字ではなく「感情」で事業判断してしまっているのなら。
ぜひ最後まで読んでみてください。
➀ 市場における自社の立ち位置と「占有率」の真実を知る
■「売上は伸びている」=「好調」と思っていませんか?
売上高だけを見て「よし、今期は順調だ」と安心してしまう経営者は少なくありません。
しかし、その売上は“市場全体の成長率”に比べてどうなのか?
競合他社との相対的なポジションは?
この視点を欠いた「好調」は、実は“転落の前兆”である可能性があります。
重要なのは、「占有率」の推移です。
売上が伸びていても、市場シェアが下がっていれば、それは「競争力の低下」です。
■「限界生産者」とは何か?
経営者が最も避けるべきポジション──それが「限界生産者」です。
限界生産者とは、市場において「淘汰される側」に位置する企業であり、以下のような特徴を持ちます:
| 限界生産者の特徴 | 内容 |
|---|---|
| 占有率が極端に低い(業界シェア1%未満) | 競争力がなく、取引先から見放されやすい |
| 景気変動の影響を真っ先に受ける | 売上減少の波をまともに被る |
| 顧客からの信頼が低い | 「安かろう、悪かろう」の烙印を押される |
たとえば、ノーブランドの文具メーカーが海外勢の進出によって、棚から外され倒産に至った──
このような事例は、今も形を変えて現実に起こっています。
■占有率が高すぎても「危険」なワケ
占有率が高ければ高いほど良い──そう思っていませんか?
実は、業界における**シェアが60%を超えると、次のような“成長の限界”と“内的リスク”**が生まれます:
- 競合不在による革新性の欠如
- 営業姿勢の緩み・驕り
- 顧客ニーズの変化への鈍感化
ある産業機器メーカーでは、90%近いシェアを誇る商品群がありました。
しかし、そこに革新的なベンチャーが参入し、一気に顧客が流出。
一気にシェアが70%台まで急落し、利益率も悪化していったのです。
■市場と会社の「規模の相性」を見よ
あなたの会社がターゲットにしている市場は、会社のサイズと適合していますか?
- 業界が大きすぎて、自社規模では必要シェアが取れない
- 業界が小さすぎて、高いシェアを取っても絶対利益が小さい
──これが、経営のジレンマです。
「どの池で泳ぐか」は、「どの魚になるか」より重要です。
社長は、市場選定と自社リソースのバランスを、今一度見直す必要があります。
■「年計グラフ」で自社の“本当の姿”が見える
売上を「月ごと」に追っていませんか?
月別グラフは季節要因・納期ずれ・業務日数などの変動要素に影響されやすく、傾向を正しく把握できません。
そこで導入すべきが「年計グラフ(移動年計)」です。
【年計グラフとは?】
「過去12ヶ月の売上合計」を毎月更新していくグラフ形式です。
これによって、季節要因を排除し純粋な上昇・下降トレンドを明確に把握できます。
【まとめ表】占有率・市場ポジションの戦略的視点
| 視点 | 誤解しがちな考え | 正しい認識 |
|---|---|---|
| 売上が伸びている | 好調だと勘違い | シェアを見なければ意味がない |
| 占有率が高ければ高いほど良い | 無敵の証拠 | 革新性を失うリスクも |
| 業界は大きい方が良い | 売上ポテンシャルがある | 自社規模と不一致なら赤字 |
| 月次グラフを使って分析 | 成長・下降が見える | 年計グラフで傾向を正しく掴む |
| 限界生産者でも頑張れば… | 根性でカバーできる | 景気悪化で真っ先に吹き飛ぶ |
■今すぐ取り組むべきアクション
- 自社の主要事業の占有率とその推移を把握せよ
- 年計グラフを作成し、成長 or 停滞 or 下降を可視化せよ
- 自社がターゲットとすべき「適正市場規模」を再定義せよ
- 自社の商品・事業が「限界生産者」でないかをチェックせよ
➁ 商品構成の最適化:シンデレラ商品を発掘せよ
■「うちはたくさん商品を扱ってるから安心」──その慢心が赤字の元
商品ラインナップが多いこと=安心材料──そう思っていませんか?
実はその中には、利益を生まないどころか会社の首を絞めている商品群が存在している可能性が高いのです。
「売上を作っていない商品」は、「赤字を生んでいる商品」かもしれません。
■“神”フレームワーク:商品は6つに分類できる
ここで、経営判断のベースとなる**商品構成フレームワーク(6分類)**を紹介します。
この分類に基づき、商品の将来性と収益性を評価し、戦略を立てることで、会社の収益構造は劇的に改善します。
【商品6分類フレームワーク】
| 商品カテゴリ | 特徴 | 優先行動 | 典型的な誤解 |
|---|---|---|---|
| 昨日の商品 | 成熟期を過ぎ、売上下降中 | 撤退・縮小・在庫整理 | 「まだ売れてるから続けるべき」 |
| 今日の商品 | 売上・収益の柱 | 適切な維持と利益最大化 | 「これに全力投資だ!」(←危険) |
| 明日の商品 | 成長初期、潜在性あり | 優先育成・人材集中 | 「まだ売れてないから後回し」 |
| 不必要な特殊品 | 特定得意先・少量・採算割れ | 完全撤退 | 「取引継続のために必要」 |
| 我の申し子 | 社長や開発者の“情熱作” | 撤退または冷静に再評価 | 「うちの看板商品のはず!」 |
| シンデレラ商品 | 高収益・高潜在力・放置されがち | 最重点育成 | 「知らなかった…」 |
■「昨日の商品」をまだ大事に抱えていませんか?
「昔は売れた」「知名度がある」「顧客が多い」と言って、売上下降トレンドの商品を抱え続ける企業は非常に多いです。
しかし──
これは「ゆるやかな自殺行為」です。
- 成熟期を過ぎた商品は、競争が激化
- 値下げ・特売・販促費が増え、利益は激減
- 社内リソースを浪費し、新商品育成が後回し
ある企業では、かつての主力商品への執着で、他の高収益商品の出荷が後回しにされるという現象が起きていました。
その結果、競合にシェアを奪われ、売上全体が落ち込み始めたのです。
■不必要な特殊品は、会社を破壊する「サービスの仮面をかぶった悪魔」
営業が「この案件は大口だから」「長年の得意先だから」と言って、
赤字前提の特殊仕様商品・見積り・単品対応──これ、会社の命を削っていませんか?
このような商品群の実態:
- 売上構成比:3%未満
- 営業・設計・製造・管理がかかる時間:全体の20%以上
- 採算:赤字または利益ゼロ
- 顧客の要求:「他の商品買ってるんだから、これはサービスしてよ」
これらは即刻「撤退リスト」に入れるべきです。
■「我の申し子」は、社長のワナ
とくに創業者や開発者が手がけた商品にありがちな、「売れないのに売りたい商品」。
これが**「我の申し子」**です。
- 販売部門は仕方なく販促するが、反応は鈍い
- お客様のニーズとズレていて「違和感」がある
- 評判は悪くないが、実際には売れない
社内で強い立場の人間が関わっている分、誰も指摘できずに赤字が続く──
まさに組織崩壊の種です。
■「シンデレラ商品」を見つけ出せ
「なぜこれ、こんなに売れてるのに注力してなかったの?」
と驚くのが、このシンデレラ商品です。
- 営業活動ゼロ
- 誰も注目していない
- でも注文は毎月安定
- 単価も粗利率も高い
**理由はただ一つ──「社内で誰も評価していなかった」**から。
気づいた瞬間から、成長エンジンになります。
【実例】とある雑貨メーカーでの「シンデレラ商品」発掘事例
- 商品数:600点
- 売上構成:上位200点で売上の95%、残り400点は売上5%未満
- 分析で発見された事実:
- 売上3位の商材 → 収益率1位
- 営業活動なし(外注品、女子事務員が片手間で対応)
- 顧客からの問い合わせも多く、注文が安定していた
→この商品を「最重点商品」に格上げ。
→営業と生産にリソースを集中。
→半年後に売上3倍、粗利5倍。
【まとめ表】商品構成改善のための行動指針
| 商品カテゴリ | 優先行動 | 注力レベル |
|---|---|---|
| 昨日の商品 | 撤退・在庫処分 | 低 |
| 今日の商品 | 適切な維持管理 | 中 |
| 明日の商品 | 投資・人材集中 | 高 |
| 不必要な特殊品 | 即撤退・得意先交渉 | 最低 |
| 我の申し子 | 感情を切り捨て再評価 | 要注意 |
| シンデレラ商品 | 最重点育成 | 最優先 |
➂ 得意先・顧客構成の見直しと関係性の最適化
■売上上位の顧客に“営業資源”をちゃんと配分できていますか?
売上データをABC分析してみると、実に多くの企業で次のようなことが起こっています:
売上上位20%の得意先が売上全体の80%を占めているのに、営業マンの稼働時間は均等割り。
つまり、売上の5%に全営業リソースの50%を注ぎ込んでいるという“逆投資”の構造です。
■ABC分析で「営業リソースのムダ遣い」が見える
【ABC分析とは?】
売上や利益などに基づき、顧客を次の3つに分類する手法です。
| ランク | 特徴 | 戦略的対応 |
|---|---|---|
| A顧客 | 売上・利益の大半を占める(上位20%) | 最重点管理・密な関係構築 |
| B顧客 | 売上・利益はそこそこ(中間60%) | 潜在性を見極めて育成 or 選別 |
| C顧客 | 売上わずか、対応工数多い(下位20%) | 基本放置、必要なら切り捨て |
この分析によって、**「顧客リストの棚卸し」**が可能になります。
■こんな顧客は「要注意」──危険信号チェックリスト
どれだけ大きな売上を持つ顧客でも、以下のような兆候が見られたら「見直し」の対象です。
| 危険信号 | 解説 |
|---|---|
| 業績不振 | 取引先の決算が赤字 or 成長鈍化(特に上場企業はIR情報で確認可能) |
| 支払サイトが長い | 6ヶ月手形などは「潜在的な資金リスク」 |
| 占有率が高すぎる | 特定顧客への売上依存が40%以上なら要警戒 |
| 無理な値下げ要求 | 「他社ももっと安い」は危険な交渉カード |
| 事業撤退や再編の可能性 | 上流業界の統合・縮小で発注がなくなるリスク |
【実例】ある部品メーカーが逃れた“倒産ドミノ”
- 主要顧客:1社依存度=20%以上、手形サイト=5ヶ月
- その顧客が倒産すると、売掛金と手形で約2ヶ月分の売上が“吹っ飛ぶ”
- 事前に有価証券報告書を調査、3期連続営業赤字と判明
- 社長判断で徐々に受注を減らし、完全撤退
- 撤退から2週間後にその顧客が倒産
→損失ゼロで生き残り。まさに**“逃げるが勝ち”**の事例です。
■「良い顧客の定義」とは何か?
売上の大きさや知名度ではありません。
経営者として重視すべきは、次のような視点です:
| 視点 | 良い顧客の特徴 |
|---|---|
| 収益性 | 利益率が高い取引ができる |
| 安定性 | 支払が早く、資金繰りに貢献する |
| 将来性 | 成長産業 or 拡張中の事業 |
| 協力度 | 交渉に応じてくれる・情報をくれる |
| 相互依存性 | 自社と長く良好な関係を築ける |
■「この顧客のために赤字対応を続けている」──それ、本当に必要ですか?
ある企業では、「昔からの付き合いだから」と赤字の納品・設計・カスタマイズを継続していました。
その顧客は、全体売上のわずか2%。
対応工数は、営業活動の25%を占めていました。
→この顧客対応を打ち切ったことで、
→浮いたリソースを既存のBランク顧客の育成にシフト
→翌年、売上+15%・利益+30%
【対応戦略マトリクス】顧客ランク別の意思決定指針
| ランク | 対応策 | リソース配分 |
|---|---|---|
| A顧客 | 最重点管理・業務最適化 | 最大限 |
| B顧客 | 潜在性評価 → 育成または撤退 | 中程度 |
| C顧客 | 原則放置・対応簡素化・取引終了検討 | 最小限またはゼロ |
➃ 売れ筋の把握と在庫の再設計
■在庫を減らせば利益が増える?それ、半分だけ正解です。
多くの経営者が信じている「在庫=悪」「在庫=金利負担」という考え方。
しかし、それだけでは大きなチャンスを失う危険があります。
本当に見るべきは「売れ筋商品の在庫が足りているか」です。
■在庫削減の罠:「売れ筋」が品切れ、「死筋」が満タン
とある日用品メーカーでは、商品点数600アイテム中、売上95%は上位200点で構成されていました。
ところが──
- 倉庫の棚は「売れない400点」でギッシリ
- 売れ筋は入荷待ち・フェース品切れ・欠品多数
- 営業は在庫が足りず、納期回答に追われる
- 顧客からは「発注したいのに、入らない」とクレーム
→結果、売れるはずの商品が売れない=売上ロス・信用失墜・利益減少という三重苦に陥ったのです。
■POSだけでは売上は増えない。むしろ逆効果のことも。
POSデータは便利です。だが、それは**“過去”の情報**。
しかも、次のような限界があります:
| POSの弱点 | 問題点 |
|---|---|
| データの集計はタイムラグがある | 1週間後に売れた商品が判明しても遅い |
| 死筋商品の情報も含まれる | 販売戦略にノイズが入る |
| 店頭在庫の「実際の棚割れ」まではわからない | 顧客はその瞬間、商品を買えなかった |
■“フェース品切れ”が売上を殺す
売れ筋商品が、店舗の棚に1個しかない・またはゼロだったら?
- お客様:「この店、品揃え悪いな」→他店へ
- 店舗:「あの商品、あまり売れてないかも」→発注を控える
- メーカー:「リピートが来ない」→重点商品から外す
→これが**“売れ筋が売れなくなる連鎖”**です。
【実例】店頭棚割と売上の相関に気づいた菓子メーカー
- 店舗別のPOS × 店頭陳列チェックを実施
- 売上上位20品中、棚に並んでいたのは7品のみ
- 下位商品が8フェース分を占拠
- 売上が下がる→棚が減る→さらに売れない
→対応策:売上ABC表 × 陳列ガイドラインを導入
→翌月、売上15%増・返品20%減
■在庫恐怖症の正体と向き合う
「在庫が増えると金利が増える」「キャッシュフローが悪くなる」
──この不安感の正体は、在庫全体ではなく、売れ筋の欠品による機会損失です。
実際に、売上上位商品の在庫を3倍にした企業では:
- 売上が1.5倍
- 粗利が2倍
- 在庫金利は月6万円増加(年率8%想定)
→6万円の金利で、数百万円の利益が乗ってきたのです。
■在庫管理の真実:「在庫は金の問題ではない、スペースの問題だ」
売れない在庫で倉庫がパンパンなら、売れる商品を置くスペースが消える。
つまり在庫管理の本質は:
資金管理ではなく、「棚の最適化」=空間戦略です。
【在庫戦略の基本方針】
| 戦略項目 | アクション |
|---|---|
| 売れ筋商品の在庫 | 安心して3倍まで増やしてOK(品切れ厳禁) |
| 死筋商品の在庫 | 即撤退・処分・在庫圧縮 |
| 商品ABC分析 | 年1回 → 売れ筋と死筋を更新 |
| 棚割の見直し | フェースの見える化と再配分 |
| 倉庫スペース | 収益性×回転率で優先順位を設定 |
➄ 売上げと利益に直結する「捨てる」戦略
■「やめる」勇気がない社長は、やがて会社ごと失う
経営において、最も難しく、最も効果がある行動──
それが「捨てる」決断です。
成功している会社は、“捨てる名人”。
赤字に苦しむ会社は、“切捨て音痴”。
この差が、5年後・10年後の命運を決定づけます。
■なぜ「切り捨てる」ことがこんなにも難しいのか?
社長が「これはうちの強み」「昔はこれで食ってきた」と思い込んでいる事業や商品ほど、
データを見れば真っ赤な赤字であることが珍しくありません。
- 感情のしがらみ(創業事業、社長の思い入れ)
- 社内政治(部門を守る、役員のメンツ)
- お客様との関係(赤字でも“続けないと申し訳ない”)
しかし、そのまま放置すればどうなるか?
「ジリ貧倒産コース」一直線です。
■「辞める」ことで利益が3倍になった実例
とある製造業では、受注対応型の特殊案件(売上構成比:3%未満)に
全設計部門の30%を割いていました。
- 採算:1件ごとに赤字
- 営業:「得意先の顔を立てるために…」
- 社長:「うちは柔軟対応が売りだから」
→決断:完全撤退・設計部門を主力商品の開発に集中
→結果:主力商品売上+40%、利益+300%
→「うちの特徴」だと思っていたものが、実は“首を締めていた”
■ソニーと東芝──「捨てる」か「しがみつく」か
- ソニー:7バンドラジオが主力商品だったが、時代の流れを読み切り、開発ごと撤退 → 新製品開発に集中
- 東芝:ソニーが切った同商品を「うちの新商品だ」と売り出し → 売上低迷・在庫滞留 → 赤字転落
違いはただひとつ。
「捨てる」ことを恐れず、新しい未来を選べるか。
■「切り捨て」をしないと、会社に何が起こるのか?
| しがみついた結果 | 実際に起きること |
|---|---|
| 赤字事業を続ける | 儲かる事業への投資が減る |
| 人員を守り続ける | 優秀な人材のモチベが下がる |
| 商品数が減らせない | 売れ筋商品の在庫が置けない |
| 顧客対応をやめられない | 営業マンの時間が奪われる |
【判断基準チェックリスト】この事業・商品・顧客は切るべきか?
- 売上はあるが利益はない
- 昨年比で占有率が下がっている
- 担当者が「対応がキツい」と感じている
- 自社の特徴と思い込んでいるが、根拠がない
- 社内で誰も数字を語らず「雰囲気」で継続している
1つでも該当したら、撤退対象候補です。
■「やめたら売上が下がるのでは?」→実は逆!
やめることで「売上が減る」と思っていても、実際にはこうなります:
| Before | After |
|---|---|
| 赤字事業が足を引っ張る | 利益構造が健全化 |
| 全方位営業で疲弊 | 注力先が明確になり効率UP |
| 在庫スペースが圧迫 | 売れる商品の在庫が増える |
| 営業リソースが分散 | 顧客対応が洗練される |
→捨てた結果、売上・利益・組織の健全性がすべて改善した事例は多数あります。
【まとめ】“捨てる”ことは、最も前向きな経営判断
| 誤解 | 真実 |
|---|---|
| 捨てる=後ろ向き | 捨てる=未来を拓く |
| 継続=安定 | 継続=赤字の温床になる |
| 商品・事業・顧客が多い方が良い | 質の悪い数は、組織を腐らせる |
おわりに
「何をやるか」ではなく、「何をやめるか」が経営を変える
この記事を通して、あなたが得た最大の気づきは
“会社を強くするのは、足し算ではなく引き算”ということではないでしょうか。
- 占有率という「本当の立ち位置」を見る
- 商品を整理して「売れない努力」を減らす
- 顧客を選び、営業のムダを削る
- 在庫を整え、利益の源泉を見極める
- 「捨てる」ことで、「伸ばす」余力をつくる
経営とは、選択の連続です。
そして最も大きな選択は、「何を持ち続けるか」ではなく「何を手放すか」なのです。
「これは本当に、今のうちに必要か?」
もしこの記事を読んだ後に、今の事業・商品・人員・得意先を見渡して、
「迷い」が生まれたとしたら、それは成長の兆しです。
会社の未来を守るために、いま一度問い直してみてください。
生き残る会社は、「変われる会社」
変化の時代において、生き残るのは“強い会社”ではなく、“変われる会社”です。
そして、変わるために最初に必要なことは、「不要なものを削ぎ落とすこと」。
今からでも遅くありません。
たったひとつの“捨てる決断”が、あなたの会社を変える第一歩になります。

当事務所では「補助金申請支援」や 「資金繰り改善」など
経営に関するサポートを幅広く行っております。
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