「なぜ『合同会社』は銀行から融資を受けにくいのか?5つのポイント


こんにちは。起業家や経営者の間でよく耳にする「合同会社は銀行からの融資を受けにくい」という話。本当にその通りなのでしょうか?今回は、この疑問を解明するための5つのポイントから詳しく解説してみます。

1.「合同会社の柔軟な特性:出資と支配のバランス」

合同会社は、他の会社形態と比べて独特な特性を持っています。その中でも、出資と支配の関係が非常にユニークです。具体的には、出資の額と会社での発言権(支配比率)を自由に設定できるのです。

例を挙げると、Aさんはビジネスの専門知識や技術を持っているが、初期の出資金額はあまり多くないとします。一方、Bさんは資金をたくさん持っているが、ビジネスの運営に関してはAさんに任せたいと考えています。この場合、合同会社を設立することで、Aさんは少ない出資であっても、会社の主要な決定を下す権限を持つことができます。つまり、Aさんは少ないお金で大きな発言権を持つことができるのです。

しかし、このような柔軟性は、銀行からの融資を考えるとリスクとなることも。。。なぜなら、銀行は出資額と発言権が一致していることを好む傾向があり、出資と発言権が乖離していると、返済の責任所在が不明確になると感じるからです。

このように、合同会社の特性はビジネスの運営には非常に便利ですが、融資の観点からは注意が必要です。

2. 「資本金の重要性を深掘り:なぜ銀行はこれを重視するのか?

資本金とは、簡単に言うと、会社を運営するための「元手」となるお金のことを指します。この資本金の額が、銀行や信用金庫からの融資を受ける際の大きな判断基準となるのです。

では、なぜ銀行や信用金庫は資本金をこんなに重視するのでしょうか?

資本金の額は、その会社がどれだけのリスクを取れるか、また、未来の不確実性にどれだけ耐えられるかの指標となります。たとえば、資本金が多ければ多いほど、経営における一時的な困難や突発的な出費にも対応できると判断されます。逆に、資本金が少ないと、少しの経営の揺れや返済の遅れが発生した際に、その会社が倒産のリスクを迎える可能性が高まると見られます。

このように、資本金は会社の「経済的なバッファー」としての役割を果たしており、銀行はその額を基に、その会社が将来的にお金を返してくれる確実性を判断します。だからこそ、資本金の額は融資を受ける際の非常に大きなポイントとなるのです。

3. 「会社の変更履歴とその影響:なぜ銀行はこれを気にするのか?

会社の変更履歴、特に合同会社から株式会社への変更は、一見すると単なる組織形態の変更に過ぎないように思えます。しかし、銀行からすると、この変更には大きな意味があります。

なぜなら、合同会社から株式会社への変更は、経営の方針やビジョン、さらには経営環境の変化を示すサインとして捉えられるからです。このような変更があった場合、銀行はその背後にある理由や動機を詳しく知りたくなります。例えば、資金調達のための変更なのか、業績の拡大を目指しての変更なのか、それとも他に何か理由があるのか。

また、変更履歴が残ることで、銀行はその会社の経営の透明性や信用履歴をより詳しくチェックすることが一般的です。変更があった背景や、それに伴う経営の取り組み、今後の方針など、多岐にわたる情報を基に、銀行はその会社との取引のリスクを評価します。

要するに、会社の変更履歴は、その会社の「経営の歴史の一部」として銀行にとって非常に価値ある情報となるのです。そのため、変更履歴を持つ会社は、銀行との取引をスムーズに進めるために、その背後にある理由や動機を明確に伝えることが重要となります。

4.「銀行員の視点を深く理解する:信用を築くカギ

銀行との取引を考える際、銀行員の視点を理解することは非常に重要です。銀行員は、日々多くの企業や個人との取引を行っており、その中でリスクを最小限に抑えるための判断を下しています。その判断の基準となるのは、法律的な違いや会社の形態、そしてその背後にある経営の健全性や信用度です。

特に、合同会社という形態は、他の会社形態と比べて独特の特性や法律的な違いを持っています。これらの違いを銀行員が詳しく知らない場合、不明確な点や疑問が生じることが考えられます。そのため、合同会社として銀行との取引を進める際には、これらの特性や法律的な違いを明確に説明し、銀行員の疑問や懸念に的確に答えることが求められます。

例えば、合同会社の出資比率や支配比率の柔軟性、その他の特徴を、ビジネスの戦略や方針と結びつけて説明することで、銀行員にその合理性や信頼性を伝えることができます。

結論として、銀行員の視点を深く理解し、その視点に基づいて自社の特徴や強みを適切に伝えることで、銀行からの信用を得るための土壌を築くことができるのです。

5. 「信用を築くための賢い投資:初期コストと信用のバランス

ビジネスを始める際、初期の設立コストを抑えることは魅力的に感じるかもしれません。しかし、長期的な視点で考えたとき、その初期コストの節約が後々の信用構築の障害となることも考えられます。

銀行は、単にその時点での財務状況だけでなく、将来的な取引の安定性や信頼性を重視しています。そのため、初めから適切な会社形態を選び、資本金を適切な額に設定することは、銀行との信頼関係を築く上で非常に重要なステップとなります。

例えば、資本金が少ないと、銀行から見ればその企業の経営基盤が脆弱であるとの印象を持つ可能性があります。一方、適切な資本金を設定することで、経営の安定性や成長の可能性を銀行にアピールすることができます。

また、会社の形態や資本金の設定は、外部からの信用だけでなく、取引先や顧客からの信頼を得るための要素ともなります。このように、初期の投資は単なるコストではなく、将来的なビジネスの成功を左右する重要な要素となるのです。

結論として、初期の設立コストを節約することの短期的なメリットよりも、長期的な信用や信頼を築くための投資として、適切な会社形態や資本金の設定を選択することが、ビジネスの成功への鍵となります。

まとめ


最後に、合同会社を選ぶ際は、その特徴やメリットをしっかりと理解し、ビジネスの目的や方針に合わせて適切な選択をすることが大切です。銀行からの融資を受けるためには、信用を築くための努力や準備が必要です。

それでは、次回の記事もお楽しみに!

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